Happy Hacking Keyboard Lite2 for mac

Happy Hacking Keyboard Lite2 for mac
買ったった。


昔のは付属のCDからしかドライバをインストールできなかったそうだけど今では公式サイトからダウンロードできるね。
OS X 10.7.2にもしっかり対応。
MacBook Airからmacに入門してデスクトップmacも購入したけれどデスクトップでapple純正のアイソレーションキーボードを使う気にはなれないという人(そんな人自分以外にいるのかわからんが)におすすめ。
理由を箇条書きする。

  • キーストロークが深く昔ながらのキーボードの打ち心地

上位のProfessionalには及ばないものの考えられた(としか表現の仕様が無い)キータッチで心地よく打てる。
アイソレーションキーボードが嫌な人はたいてい薄いパンタグラフキーボードを積極的に選ぶこともないだろうという偏見からおすすめしておく。

  • MacBook Airとほとんど変わらないキー配列

HHKBと言えば変態配列、らしいがファンクションキーの段が無いこととCaps Lock専用キーが無いことを除けばMacBook Airとほとんど同じ配列である。テンキーはない。メインキーだけ。
Windowsの標準配列に慣れていた自分でも約一ヶ月ほどAirの配列に調教され、「A」キーの左隣にControlキーがあること、「英数」「かな」キーが独立して存在することがいつしかキーボード選びの大きな観点となっていた。
それから「Fn」キーと「Del」キーの同時押しで次の文字を消す(Winの「Delete」キーと同じ働き、macだと右向き矢印の中にバッテンの記号)ことができることもAirと同様便利と感じた点。
Winでいう「BackSpace」と「Delete」は自分自身最初は独立してあった方が便利だと思っていたが、今では実際「Delete」はそれほど使わないので下手にいちキーを割り振られるより良いと思っている。慣れれば右手を伸ばす距離が減るし。

  • 独自のホットキーもある

iMacはともかく、mac miniはPowerボタンが押しにくい位置にあるし「取り出し」や音量調整はソフトウェア的にやるしかなかった。
もちろん既存のキーボードでも割り当てることはできるが、このキーボードはそれが刻印されているので便利。
ただファンクションキーの独立した段が無く、Fnと数字キーの同時押しでしか使えないのは不便といえば不便かもしれない。同時押しホットキーは慣れればおそらく手を伸ばすより早くなるのだろうけど……

  • 見た目はそこまで悪くない

そりゃあまあ見た目純正が一番映えるのは仕方ないんだが、「for mac」と銘打っているだけあってさすがにそこまでひどい見た目ではない。
現在はmacといえばユニボディであまり合わないかもしれないが色はスノーホワイト。昔のキーボードにありがちなねずみ色のキーボードでないだけ良いと思う。
コンパクトにまとまった機能美は分かる人には分かる。少なくともださくはない。

  • USBポート×2搭載(ただしUSB1.1

USB2.0ではなくバスパワーも不可なのでマウスくらいにしか使えないが、USBポートが4基しかないmac miniにはそれなりにありがたいかも。
しかしそもそもマウスを余り使う気にならないのはどうにもならない。まあ拡張性があって悪いことはないと思う。


ざっとこんな感じ。
普通に買えば5000円くらいで安い買い物ではないので興味を持ったら実際に触ってみたほうが良いと思う。「for mac」は秋葉原の大きな店を回っても一軒にしかなかったが、PC用のHHKBは少し大きな店のキーボードコーナーに行けばあった。
試し打ちをしているうちにキーボードの深淵に引きずり込まれてより高いキーボードを買うことになっても知らないが。青軸と茶軸欲しい。


追記
JISです