検索ワードを貯蔵することはかなり大きなアイデアバンクになる

逆にアイデアを形にしようと思ったとき、少なからずWebの情報に頼ることは必須。
一言ワード形式のアイデアであれば単独で保存するより検索ワードと同じデータベースに保存するのが効率的ではないか。
ブックマークのフォルダ分けのように気が向いたときに(理想的にはAIにより自動で)分類できたら更に捗りそう。

むしろTwitterがアイデアバンクとなっているような人であれば、TwitterGoogle検索の連携を補助するようなサービスがあったら気軽に実現できるのかも。
スマートフォンの普及によるユビキタス化の最も顕著に表れるものはTwitterライフログ化であると考えている。
「アイデアのインフラ」(勝手な術語です)の一つの形になるのではないか。


ソーシャルゲームのような形態のインタフェースは人間そのものが資本になっていると考えられる。
同時にこのインタフェースによって人々が承認を得るというサイクルがある。
しかし「ソーシャルゲームにハマる人々」の得る承認は、見方によっては搾取のためのアメにすぎない。
資本としての人間そのものの価値をより高次に引き出すために、ここで言う「アイデア」はくだらないフレーズであれ一つの有機的な情報であって、人間が最低限持つ創造性の発露として流通する必要がある。

Happy Hacking Keyboard Lite2 for mac

Happy Hacking Keyboard Lite2 for mac
買ったった。


昔のは付属のCDからしかドライバをインストールできなかったそうだけど今では公式サイトからダウンロードできるね。
OS X 10.7.2にもしっかり対応。
MacBook Airからmacに入門してデスクトップmacも購入したけれどデスクトップでapple純正のアイソレーションキーボードを使う気にはなれないという人(そんな人自分以外にいるのかわからんが)におすすめ。
理由を箇条書きする。

  • キーストロークが深く昔ながらのキーボードの打ち心地

上位のProfessionalには及ばないものの考えられた(としか表現の仕様が無い)キータッチで心地よく打てる。
アイソレーションキーボードが嫌な人はたいてい薄いパンタグラフキーボードを積極的に選ぶこともないだろうという偏見からおすすめしておく。

  • MacBook Airとほとんど変わらないキー配列

HHKBと言えば変態配列、らしいがファンクションキーの段が無いこととCaps Lock専用キーが無いことを除けばMacBook Airとほとんど同じ配列である。テンキーはない。メインキーだけ。
Windowsの標準配列に慣れていた自分でも約一ヶ月ほどAirの配列に調教され、「A」キーの左隣にControlキーがあること、「英数」「かな」キーが独立して存在することがいつしかキーボード選びの大きな観点となっていた。
それから「Fn」キーと「Del」キーの同時押しで次の文字を消す(Winの「Delete」キーと同じ働き、macだと右向き矢印の中にバッテンの記号)ことができることもAirと同様便利と感じた点。
Winでいう「BackSpace」と「Delete」は自分自身最初は独立してあった方が便利だと思っていたが、今では実際「Delete」はそれほど使わないので下手にいちキーを割り振られるより良いと思っている。慣れれば右手を伸ばす距離が減るし。

  • 独自のホットキーもある

iMacはともかく、mac miniはPowerボタンが押しにくい位置にあるし「取り出し」や音量調整はソフトウェア的にやるしかなかった。
もちろん既存のキーボードでも割り当てることはできるが、このキーボードはそれが刻印されているので便利。
ただファンクションキーの独立した段が無く、Fnと数字キーの同時押しでしか使えないのは不便といえば不便かもしれない。同時押しホットキーは慣れればおそらく手を伸ばすより早くなるのだろうけど……

  • 見た目はそこまで悪くない

そりゃあまあ見た目純正が一番映えるのは仕方ないんだが、「for mac」と銘打っているだけあってさすがにそこまでひどい見た目ではない。
現在はmacといえばユニボディであまり合わないかもしれないが色はスノーホワイト。昔のキーボードにありがちなねずみ色のキーボードでないだけ良いと思う。
コンパクトにまとまった機能美は分かる人には分かる。少なくともださくはない。

  • USBポート×2搭載(ただしUSB1.1

USB2.0ではなくバスパワーも不可なのでマウスくらいにしか使えないが、USBポートが4基しかないmac miniにはそれなりにありがたいかも。
しかしそもそもマウスを余り使う気にならないのはどうにもならない。まあ拡張性があって悪いことはないと思う。


ざっとこんな感じ。
普通に買えば5000円くらいで安い買い物ではないので興味を持ったら実際に触ってみたほうが良いと思う。「for mac」は秋葉原の大きな店を回っても一軒にしかなかったが、PC用のHHKBは少し大きな店のキーボードコーナーに行けばあった。
試し打ちをしているうちにキーボードの深淵に引きずり込まれてより高いキーボードを買うことになっても知らないが。青軸と茶軸欲しい。


追記
JISです

環境復帰時のメモ

○入力デバイス
・キーボード(Happy Hacking Keyboard Lite2 for mac)調整
公式サイトからドライバをダウンロード、インストール(mac用)設定は特にいじらなくていい
仮想Win環境ではGoogle日本語入力のプロパティから「キー設定の選択」をカスタムで編集し、「英数」と「かな」を調整

・ペンタブ
ドライバをインストール
仮想ゲスト側のOSにもドライバを入れる必要がある

トラックパッド
今はノートにしかない
Better Touch ToolでOperaでのタッチ動作を調整
一回タッチでクリック、慣性スクロール設定をシステム環境設定から

(マウスに代わる入力手段かつテンキー入力ができるデバイスがほしい
Magic Trackpadはデザインと青歯対応はいいけど高いのとでかいのとテンキーがブラインドタッチできないのが問題)

○ソフトウェア
・情報閲覧
OperaOpera Linkで同期すればおk
ツールバーとかは環境によって設定
パネルにウィンドウを追加するのを忘れないように

・コミュニケーション
Skype

・マルチメディア
iTunesのライブラリはmac miniに集約、チェックマークつけた曲をiPhoneと同期の設定
mac mini以外のiTunesではデバイスと自動的に同期しない設定
体系づけておきたい画像ファイルは外付けHDDに
雑多な画像はとりあえずそのデバイスに保存時しておいてmac miniを通して外付けに順次整理
動画もだいたいそんな感じといっても動画はほとんどニコニコくらいだけど


意外と少ない
まあ少なければ少ないだけ良い
また増えたら書き足す

演繹的に、論理的に、普遍的に、ラディカルに

演繹的に、論理的に、普遍的に、ラディカルに書くことを常に意識しておけば、才能が無く他の技巧に劣っていても少しは目を引くのではないか。
ブンガク的に、感想文に、独りよがりに、系譜学的にならないために。

2011-10-15

mac miniメインの一日であった。
Office 2010のディスクを回収し、マルチメディアなデータはminiに移行したのでAirがだいぶモバイルPCらしくなってきたように思う。
実際にmac miniを置いて使ってみて環境面でこりゃ再考だなと思った点がたくさんあったので別に記事にしよう。


結局Twitterは hatumeya_82 を除いてアカウントを消してしまった。
非公開にしてpostしなくなってから何か捗るようになったわけではないけど、思っていたとおり精神的に分裂するような感じが減って健康的になったと思う。
webのサービスや関係は楽に着脱できるから、逆にだからこそこだわってしまうのかもしれないけど、思い立った時に止めてしまうに限る。
とはいってもTwitterはご丁寧にも退会後三十日はデータを保存していてくれやがるので、復帰できてしまうのだが。いや、しないけど。

別にtwitterでないからといって長文でなければならないわけではないよね

ブログというインタフェースの安定感が好きです。

それから、ブログはある程度思考がまとまってから書くことになるので文章の組み立ての修辞に慣れることができます。
というよりその感覚を忘れていたから思考が散逸して辛いことになっていたのかもしれません。
なにせ「ひどい過眠を治したい」のエントリの文章がおかしすぎる。論理的に書こうとしているのか、小奇麗にまとまったメモを残したいのかが分からない。

批評に興味を失っている

表層的な社会の出来事や政治に興味を持てない。
そのせいかは知らないが、現実を対象とした批評が書けない。

一方で文学や芸術作品の批評に関心を持つこともない。
感性に依るはずのものを言葉で説明することを無意味に感じる。

その点法学はわりと面白いと感じるのは、無機質な制度に人間の内面を写す相似形を見出すからだろうか。